昨日は内覧会だったのだ。
「内覧会って何?」って人もいると思うけど。
内覧ってのは、大辞林によると「内々で見ること。非公式に見ること。」って意味らしい。なんとなく、後ろめたいような、秘密めいた感じがしないでもない。
でも昨日の内覧会は秘密めいたものではなくて、モノの出来映えを確認してみてね~!っていう会だったのだ。モノってのはマンション。
そうなのだ。いんちょーが買っちゃったマンションが出来ちゃったのだ。
あ、もしかして・・・、タイトル見て別のモノが出来ちゃった!とか思ったでしょ~?(笑)
まあ、その話はおいといて。
出来ちゃったマンションの中に初めて入ったのだ。そして、自分の買った家がちゃんと出来てるか確認してきたのだ。つまり内覧会ってのはそういう会なのだ。もちろん、ちゃんと出来てない部分を指摘すれば、引渡しまでにはちゃんと仕上げてくれるってわけなのだ。
まず、入り口はオートロック。用事のある人は部屋番号をピポパと押してね!ってやつ。まあ、昨日は入り口付近は説明会会場になってて、オートロックは解除されててフリーパスだったけどね。そしてエレベーターに乗ってみたりして某階へ。そしてとことこ歩いて玄関前へ。
「あ~これが俺の家なのね!」と思いながらドアを開けて中へ。
「ひょゑ~」
いいじゃない。素敵じゃない。リビングやらトイレやら風呂やら、バルコニー、和室、台所・・・と見て回ったのだ。
そうそう、昨日は同行の人もいたのだ。細君は一緒にいるのは当然としてその他に、防音室の見積りの人と、内覧会などの専門家。
買っちゃったマンションの一部屋は防音室に改造することにしたのだ。そして実家にあるピアノを持ってくるのだ。
ネットでいろんなサイトを見てると、やっぱりマンションでピアノを弾くと迷惑と思う人も多いらしい。マンション営業のヒトは「窓を閉めれば大丈夫ですよ」と言ってたけど、子供がポロンポロン弾くのとは違うからねぇ~。隣人に迷惑掛けて後ろ指差されながら肩身の狭い思いで暮らすよりも、ある程度しっかりした防音をして、肩身が狭くないようにしようと思ったのだ。
んで、同行の防音室の見積りの人には、改造する部屋に入ってもらって正確な採寸だとか、ドアやらエアコンの位置の検討とかをしてもらった。あらかじめ間取り図を元に概算見積りを出してもらっていたけど、その見積りで発注しちゃった。
ネットで色々見てるとマンションの出来映えってかなりいろいろあるらしいのだ。
ふすまの立て付けが悪いなんてのは序の口で、水周りの排水パイプから漏水があったり、床が傾いてたり、換気扇のダクトが外と繋がってなかったり・・・・。そういうひどいマンションがあるってのをサイトで見たり、マンション購入に関する本で読んだりしてたら、「やっぱり専門家の判断が必要だよね!」って事になって、内覧会立会いサービスをやっている業者に依頼して来てもらったのだ。頼んだのはさくら事務所。
生活者の目線はもちろん、「普通の人は気付かないよね」って所までプロの視線で丁寧にチェックしてもらえて、とっても満足したのだ。いくつか小さな指摘事項はあったものの、専門家の目から見てもかなり良い出来映えだったようで、「こんなにきちんと出来てるのは素晴らしい」と何度も言ってたよ。
青田売り(未完成だからモノを見ずに契約)だったから、ネットでいろんな情報を見聞きして、「変な出来映えだったらどうしよう」って不安ばっかりだったけど、専門家に来てもらったことでそんな不安は吹っ飛んじゃったよ。
あと、オプションで床やら壁のコーティングだの、カーテンやらエアコンやらを注文してきたよ。予想はしてたけど、マンション買うってのはマンション本体以外にもたくさんお金がいるのね。。。。
んなわけで、内覧会を終えてきたのだ。台風で大変だったけどね。
雨降って地固まる!?