秋らしくなって聞かれなくなったけど、この夏テレビなどでよく聞かれたのが「ムシッとする」という表現なのだ。
お天気おねえさんなんかが「きょうはムシッ!としてますね。」などと、「ム」より「シッ」の方が1オクターブ高い発音で言うのだ。
文脈から意味は分かるけど、聞き慣れない言葉で違和感があったのだ。
☆イライラする
☆イラッとする
☆カラカラに乾く
☆カラッと乾く
などは以前から聞いていたし自分でも言っていたので違和感がない。
でも、
☆ムシムシする
★ムシッとする
は同じ意味だろうけど違和感があるのだ。
ネット上の辞書(大辞林)で調べてみたら「からっと」はあるけど「いらっと」と「むしっと」は登録されてない様子。
なので、「イラッとする」も実はまだ一般的ではないのかも。
ちなみにこんなのは登録済み。
☆ずばずば
☆ずばっと
☆きらきら
☆きらっと
☆ばたばた
☆ばたっと
☆さらさら
☆さらっと
☆がたがた
☆がたっと
☆びりびり
☆びりっと
☆べたべた
☆べたっと
こんなのは未登録。
☆べとべと
★べとっと
☆ぞわぞわ
★ぞわっと
☆ぎらぎら
★ぎらっと
☆ばらばら
★ばらっと
☆ぶりぶり
★ぶりっと
☆へろへろ
★へろっと
コメント
よくたくさん調べましたね~♪
確かに「ムシッとする」は違和感がありますね。私の場合、常に職場で虫と戦っているので
「虫っと」とかぶってしまうからだと思うのですが・・・(^_^;)
未登録の中では「ぎらっと」くらいですかね、あまり違和感がないのは。あとはダメですねぇ。
言葉は変化するものだから勿論仕方ないと思うのですが、子供たちの言葉遣いは本当に
酷いものです。
「ぎらっと」は何となく、マジックミラータイプのサングラスをかけた人の目(というかグラサン)が、真夏の燦々と輝く太陽の反射して光る感じかな~と思います。
あと「ぞわっと」は「ぞわぞわする」よりもワンランクアップというか、より不穏な雰囲気が強いような気がしませんか?一方で、「苛々する」→「イラッとする」のように、若者言葉チックというか気安いカンジに「これってゾワッとしちゃう?」などとしゃべる場合にも使われそうな気もします。
言葉って面白い。