オリコンキャリアの記事『社会人に聞いた“イラッ”とくる言葉遣い、「~っす」や「ですよねー」』ってのがmixiニュースで紹介されてたのだ。
「マジっすか?」って言葉を聞くたびにアホっぽいな~思ってたけど、みんな同じことを思ってたのね。
電車の中でたまに見かける光景。上司と新人君らしい二人の会話で新人君が口を開けば「ホントっすか?」って相槌を打ってたりする。例えばこんな感じ。
A:今日のお客さんはなかなか厳しいから。
B:ホントっすか?
A:○○さんを説得するのが大変なんだよ。
B:ホントっすか?
A:ホントだよ。俺がウソをついてもしょうがない。
B:ホントっすか?
「マジ」じゃなくて「ホント」になってるから多少マシな気もするけど、おそらく正しい日本語は「本当ですか?」なわけで、上司に対して「本当ですか?」ってすごく疑り深いような気がするのは気のせい?傍から見てても「お前失礼だよ」って思っちゃう。
「ぶっちゃけ」ってのは正しい日本語に直せるのだろうか。
そもそも「ぶっちゃけ」って何?方言?「ぶちまける」から来てるのかな?
「ざっくばらんに言って」って意味だろうけど、まさか新人君が「ざっくばらん」なんて言うのは変だしねぇ。
・・・って書いてから、exciteのネット辞書(大辞林 第二版)で調べたら「ぶっちゃけ」ってのは「ぶちあける(打ち開ける)」のくだけた言い方なのだそうな。でもって「ぶちあける」ってのは『隠しごとをしないですっかり話す。』ということなのだそうな。
大辞林に載ってるなら正しい日本語なのかも。
ついでに「むかつく」ってのも大辞林に載ってるのね。『しゃくにさわる。腹が立つ。』
でも、正しい日本語かどうかと、上司との会話で使っても良いのかどうかは別問題なのだ。
コメント
日本語も言葉だから、時代によって変わっていくのは仕方がないのかな?と、最近は思います。
結局は、子供(若い人)が昔(きちんとした)の言葉遣いを理解し、素晴らしいと思わなければ、
変わってしまう運命にあるのかと。
ただ、私のような仕事では結構重大な問題で、子供が作文できちんとした文章が書けず、何が
悪いのか良いのかを理解させることが容易ではありません。
例えば、文頭に「なので」を理由を表すために使うのは、もちろん×。本来は「・・・なので」と
使わなければならないのですが、大人でも口語では使ってしまっている。そんな日本語が
多すぎるので、数十年後には変わっているのかな?と思うことが多々ありますね。
確かに、「○○だった。なので、××だと思った。」のように接続詞的に「なので」を使うのは口語では使っている気がします。しかも、有名な作家の小説にも出てきそうな気がしますね。
似たような表現で「○○だった。が、××だと思った。」というのもあるな~と思って、例によってexciteのネット辞書(大辞林 第二版)を調べてみたら、接続詞としての「が」は既に登録されていました。
〔接続助詞「が」から〕と語源が記載されているので、「なので」も接続詞として記載される日が来るのかもしれません。