「新人だった!(原田宗典)」を読んだのだ。原田氏お得意(?)の自身の体験談エッセイなのだ。
裏表紙のあらすじを読むと、大学卒業前後の社会人としての「新人」時代の体験談が書かれているらしいことが分かった。帯には「意気込み満々、ほぼ腰砕け。だれもが一度は通る道。」と書かれていて、親近感が沸いてしまったりして、衝動的に買ってしまったのだが、読んでみると「やっぱり才能のある人の体験談は違うのぉ」という感想しか持てなかったかな。
とはいえ、コピーライターのアルバイトなど、言葉を使う職業(作家)の下積み経験があってこその現在の地位なのだということが分かり、同じように自由業的職業を選択している人、しようとしている人には参考になったりするもかも。
でもまあ、原田ワールドが好きな人には読んで損はないだろうし、オススメかな。